Tuesday, February 24, 2009

Nissan starts vehicle testing of new fuel-cell technology (日産自動車、新開発燃料電池スタックを搭載した車両で走行実験を開始)




日産自動車株式会社(本社:東京都中央区銀座、社長:カルロス ゴーン)は25日、新開発の燃料電池スタックを実験車両に搭載し、寒冷地等での走行実験を開始したと発表した。

本車両に搭載される新開発の燃料電池スタックは、2008年8月に発表されたもので、従来のスタックに対し容積を3/4に小型化しながらも、出力は 130kWと従来の90kWから1.4倍向上している。さらに白金の使用量を従来の1/2に削減するとともに触媒の耐久性も高めて、大幅な低コスト化と長 寿命化を実現した。日産は2008年末より本車両による走行実験を開始し、2009年2月には同社の北海道陸別テストコースにおいて寒冷地実験を実施する など、燃料電池車の商品化に向けた開発を推進している。

なお同社は、東京ビッグサイトにて開催される世界最大級の燃料電池展示会「FC EXPO 2009」において、本燃料電池スタックを出展する。

日産は、今後も中期環境行動計画「ニッサン・グリーンプログラム 2010」に基づき、CO2排出量の削減に実効性のある技術、商品、サービスを開発し、市場に投入していく。


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