Thursday, March 26, 2009

【プリウス プロトタイプ 試乗】排気量アップとモーター出力増が功奏…津々見友彦




新型トヨタ『プリウス』のプロトタイプを試乗したが、エクステリアデザインもより洗練され魅力的。インテリアもコクピット感たっぷり。セレクターレバーは 小さく、指先だけで操作でき、パーキングはスイッチで使いやすい。フロントシートは居心地がよく前方視界も満足。リヤのニースペースは広いが、ルーフのゆ とりはやはり狭いのは否めない。

スタートスイッチを押すと、「READY」のサインが出るが、エンジンはスタートしない。そのままアクセルを踏むとEVで静かにスタート。アクセルを更に踏込むと全くショックなしで、エンジンがスタートと力強く走り出す。

全開加速の0-400m加速は16秒台と快速で、1.8リットルの排気量アップとモーターのパワーアップが功を奏している。アクセルの踏み込み方と燃費の 関係が判りやすいバーグラフも見やすい。乗り心地は15インチタイヤではマイルドで快適。またエンジンノイズも抑えられ心地好い。燃費は、エコモードでは ちょっと気配りする走りだと30km/リットルは行く。

パワステはナチュラル。ハンドリングはホンダ『インサイト』よりは大人しげだが、それでもしっかりした足で、サーキット走行も全く不満ない。ブレーキは電子制御のためぺダルタッチは癖があるが、慣れると不満はなく効きも良かった。

■5つ星評価
パッケージング:★★★★★
インテリア/居住性:★★★★
パワーソース:★★★★★
フットワーク:★★★★★
オススメ度:★★★★★

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